静岡市がインターナショナルスクール誘致へ一歩…候補地が明らかに 2028年9月の開校目指す

主に外国人の子供を対象としたインターナショナルスクールについて、静岡市は清水区に誘致する方向で事業者と協議を始めたことを明らかにしました。狙うは専門的な技術力や知識を持つ外国籍の人材獲得です。

静岡市・難波喬司 市長:
静岡市は国際教育都市を目指していいのではないか

4月24日の定例会見でインターナショナルスクールについて触れた静岡市の難波喬司 市長。

市によると2024年9月、市内の民間事業者から学校開設の提案があったため候補地について検討を進めた結果、清水区駒越西にある県の果樹研究センターの跡地が最適と判断したということです。

静岡市は既に土地の取得に向けて県との協議を始めていて、2028年9月の開校を目指しています。

静岡市・難波喬司 市長:
県外あるいは海外からも入学を誘引するような、世界最高水準の国際教育を提供するインターナショナルスクールの開設を想定している

対象は満4歳児から高校3年生の14学年で、定員は1学年100人程度を見込んでいて、授業はすべて英語で行うほか、ヨーロッパの名門校にならって寄宿制度の導入も予定しています。

インターナショナルスクールの設置で目指すのは専門的な技術力や知識を持つ外国籍の人材獲得で、難波喬司 市長は「地域の特色にあった教育を提供したい」と話しています。

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