静岡県庁
4月に入り、全国で有毒植物による食中毒が複数発生していることから静岡県は注意を呼びかけました。
県は有毒植物の中には山菜や家庭菜園の作物と見た目がそっくりなものがあるとして、間違いなく食用と断定できない植物については「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」の4つを心がけてほしいと話しています。
また、ニラとスイセンを間違えるなど、県によると全国における有毒植物を原因とする食中毒患者の約半数が60歳以上ということです。
静岡県内で確認された有毒植物を原因とする食中毒の主な発生事例は下記の通りです。
▼スイセンをニンニクと間違えて食べる(2018年5月)
▼イヌサフランをギョウジャニンニクと間違えて食べ死亡(2014年9月)
▼バイケイソウを山菜と間違えて採取し食べる(2014年4月)
▼グロリオサの球根を山芋と間違えて食べ死亡(2007年10月)