富士山でアイゼン無くし助け求める→携帯電話を置き忘れたため4日後に再び入山 今度は高山病で倒れ山岳遭難救助隊が出動 大迷惑な中国人大学生

富士山

4月22日に富士山の山頂付近で吐き気をもよおすなど体調不良になったほか、靴底に装着する滑り止め、通称・アイゼンを紛失したとして助けを求め、その後、山梨県の防災ヘリで救助された中国人大学生がわずか4日後に再び入山し、今度は高山病で倒れたため警察によって救助された。男は22日に置き忘れた携帯電話を取りに行くため、富士山を訪れたという。

4月26日午後0時50分頃、富士山の富士宮口8合目付近の登山道に東京都渋谷区に住む中国人大学生の男性(27)が倒れているのを別の登山者が見つけ、「人が倒れている。擦り傷がある」と110番通報した。

これを受け、静岡県警の山岳遭難救助隊などが出動。

中国人大学生が高山病になっていたことから、8合目から5合目まで担架で運び、27日午前2時50分頃、救急隊へと引き継いだ。

警察によると、中国人大学生は命に別条はないという。

ただ、驚くべきは中国人大学生が富士山に登った理由だ。

実はこの中国人大学生は4月21日にも富士山を訪れていた。

しかし、翌22日に山頂付近で吐き気をもよおすなど体調不良になったほか、アイゼンを紛失して下山できないとして救助を要請。

そして、山梨県の防災ヘリコプターによって助けられていた。

この時、中国人大学生は山頂付近に携帯電話を置き忘れたという。

このため、携帯を回収するため再び富士山に入山したところ、今度は高山病で警察の手を借りることになった。

これまでに携帯電話が見つかったのかはわかっていない。

富士山は現在、冬季閉山期間となっており、5合目から上の登山道は閉鎖されていることから警察は登山の自粛を呼びかけている。

富士山の救助要請は1日1件ペース ヘリやブルドーザーでの搬送は県民の税金から支出

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