少子化による志願者の減少が続く静岡市の市立高校2校について、今後の在り方を考える検討委員会が初めて開かれました。
この委員会は静岡市立高校と清水桜が丘高校の2025年の志願倍率が定員割れか市内にある県立高校の平均倍率よりも下回っていることを受け開かれました。
市によりますと市内の15歳の人口は2040年には3割あまり、2050年には4割あまり減ると予想されていて、生き残りをかけ高校の独自性を出していくべきという意見が出されました。
静岡県総合教育センター・佐野文子 教育主任:
市立でなければ出来ないものということをこれから考えていく必要がある
学校法人桐蔭学園・溝上慎一 理事長:
一番議論すべきは市立と県立がどのような関係で今後考えていくのか市が示すことだと思う
静岡市・阿部薫夫 教育総務課長:
市立高校は普通科・商業科あるが、今後どんな特色を出していくか、いま実際に公立の中で特に違いがないというのが1つあると思う
検討委員会はより具体的な運営方針などについて2026年1月まで議論を続ける予定です。