ゴールデンウィークは29日は前半最終日で各地でにぎわいをみせています。物価高やガソリンの高騰で財布のヒモは固くなりがちですが静岡県内各地には1人1000円以下で楽しめる観光スポットやイベントもたくさんあります。
弦間彩華アナウンサー:
静岡市駿河区の日本平動物園です。きょうは晴天に恵まれて、祝日ということもあってか園内は家族連れでにぎわっています
静岡市駿河区の日本平動物園。入園料は小中学生が150円、高校生以上でも620円です。
訪れた人たちは写真を撮ったり動物に呼びかけたりして楽しんでいる様子でした。
弦間アナウンサー:
ホッキョクグマのロッシー君が、悠々と泳いでいます!迫力です!
約135種類の動物たちに出合える園内には笑顔があふれていました。
静岡市内から:
本当に家が近所なのでお散歩がてらの感じで、安いから行けるんですよね。いろいろ少しずつ新しくなっているから、久しぶりに来てもまた新しい視点で楽しめるのがいいポイントかなと思います
磐田市から:
(入園料は)安いと思います。それでこれだけあれば、毎回来てもいいくらい安いと思いますけどね
磐田市から:
家からもそんなに遠くなかったですし、近場で安くて、いろいろ見られていいかなと思います
日本平動物園 企画係・太田千晴さん:
季節柄、暑くもなく寒くもない時期なので、(動物たちが)わりと活発に動いているのかなというところはあります。ゴールデンウィーク中は天気もいいようなので、みんなでたくさん来園してもらえたら
今年は渋滞緩和のため5月3日から6日までは駐車場を事前予約制にして、車での送迎もできなくなっているということです。
園では、あらかじめ申込みをするか公共交通機関を利用するよう呼びかけています。
毎年5月3日から5日に開かれる「浜松まつり」。勇ましい掛け声とともに170以上の町が子供の誕生を祝う初凧をあげ会場は熱気に包まれます。
また、夜には中心街での御殿屋台の引き回しがありきらびやかな屋台がお囃子を響かせながら浜松の街を彩ります。
この浜松まつりを前に市内の専門店もにぎわっています。
男性:
初めて浜松まつりに参加する予定で何が必要か全くわからなかったので、こちらで見ながら買おうかなと思って来ました。できれば全部やってみたいが凧あげを将来的にはやってみたいなと思います
また、今年法被を新調したという女性が気にしていたのは。
女性:
もう天気ばかり見ています。今のところ晴れなので早く着るのが楽しみです。浜松が地元で小さいころから浜松まつりに出ていて浜松まつりから1年が始まる感じ、くらい大好きです
凧人・大石直人社長:
本当は凧を見ていただくのが一番いいんですけどね。夜の御殿屋台も本当に豪華絢爛ですからぜひとも遠くからも来ていただいて見ていただけるとありがたいですね
浜松まつりが開かれる3日間は浜松駅から凧あげ会場までシャトルバスが出ていて、往復が大人640円です。
水面に映る逆さ富士をイメージして建てられた富士宮市の「富士山世界遺産センター」。
現在、閉山期間中の富士山ですが施設でできるのが疑似登山体験です。
全長193mのらせんスロープの壁面には雲海やご来光など富士登山道の美しい風景が投影されています。
そして疑似登山体験の後に待っているのが展望台から見える雄大な富士山。
入館料は大人が300円、15歳未満と70歳以上は無料です!
神奈川からの来館者:
登るのがちょっと大変だったけど富士山に登れた感覚でした
山梨からの来館者:
非常に楽しめて最後に富士山が見られるのが圧巻
富士山世界遺産センター 企画総務課・長澤真理子主任:
5月3日から5日の期間、家族向けのイベントとして富士山への手紙というメッセージカードを書いてくれた人に世界お茶まつりのティーバックをプレゼントしていますので、来館をお待ちしています
この施設のすぐ近くにあるのがお宮横丁。目の前で調理されるのはご当地B級グルメの代表格「富士宮やきそば」です。
値段は各店舗ごと違いますがおおむね600円前後。家族や友人とシェアしてお気に入りの味を見つけるのも楽しいかもしれません。
一風変わった美術館があるのが伊東市。大室山の麓にある「伊豆ろう人形美術館」です。
その名の通り政治家やスポーツ選手さらには戦国の世を生き抜いた武将などさまざまなジャンルの人たちがろう人形で表現されています。その数は100体以上。
中でも圧巻なのがレオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」です。13年もの制作期間をかけて「ろう人形」で再現しました。
ろう人形の「最後の晩餐」が見られるのは世界でもここだけだといいます。施設の入館料は大人が1000円です。
ろう人形美術館・セバスチャン ゴメス企画部長:
ここしか見られないろう人形がありますからぜひ楽しみにしていてください。入るとみてよかったと思いますから、本当におもしろいです
松崎町の那賀バイパス沿いの田んぼ約3万平方メートルで咲き誇る色とりどりの花。
この花畑は農閑期の田んぼを利用しているため田植えの準備に入る5月6日には刈り取りが始まります。
そこで毎年5月1日から5日まで花摘みを楽しむことができます。好き花をどれだけ持ち帰っても無料!多くの行楽客が訪れる人気スポットになっています。
ゴールデンウィーク後半にまだ予定が決まっていない人も近くで安く思い出作りをするものいいかもしれません。