静岡県伊東市と島田市の市長選挙が5月25日に行われ、伊東市では新人の田久保眞紀 氏が現職との一騎打ちを制した一方、島田市では現職の染谷絹代 氏が4回目の当選を果たしています。
任期満了に伴う伊東市長選は開票の結果、新人の田久保眞紀 氏が現職の小野達也氏を1800票近く上回り初当選しました。
今回の選挙では総工費42億5000万円を要する図書館の建て替えが最大の争点となり、田久保眞紀 氏は事業の中止を訴えて支持を広げたほか、現職に対する批判票を取り込みました。
田久保眞紀 氏:
最初は不可能ではないかと言われた戦いだったが、本当に日増しに応援が多くなりまして、道行く人がみんな外に出てきてくれて本当に市民の勝利だと思いますので、これから市民のために頑張っていきたいと思っております
小野達也氏:
すべては私の不徳の致すところでございます。本当に結果が出せず心からお詫び申し上げます
一方で同じく任期満了に伴う島田市長選は現職の染谷絹代 氏が4選を果たしています。
染谷絹代 氏:
4期目だからこそできる市政というものがあると思っています。しっかりと将来を見据えてよりよい島田を次の世代に引き継いでいけるように、そのために身を粉にして働いて参りたいと思います
投票率は伊東市長選が前回を5ポイントあまり上回る49.65%だったのに対して、島田市長選は58.40%と過去最低でした。