親が目を離し気づいた時には道路に…2歳男児が意識不明の重体 逮捕された運転手はハンドル切るも間に合わず

事故を起こした車(5月27日)

5月27日夕方、静岡県沼津市で2歳の男児が車にはねられた事故で、逮捕された運転手の女が事故を回避するためハンドルを切っていたことがわかりました。男児は母親が車に乗せようと目を離したすきに道路に出てしまったということです。

5月27日午後5時半頃、沼津市大岡にある丘の上保育園の前を走る市道で、同園に通っていた男児(2)が車にはねられる事故があり、警察は運転していた長泉町中土狩の女(54)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

事故は男児を母親に引き渡した直後に起きていて、警察によると、母親が駐車場で男児を車に乗せようとした際、目を離したすきに門の外へと走って飛び出してしまい、追いかけたものの間に合わなかったと見られています。

捜査関係者によると、逮捕された女は男児が道路へ飛び出してきたことに気付いたため、事故を回避するためハンドルを切ったものの間に合わなかったということです。

警察は引き続き事故当時の状況などを調べています。

保護者が目を離したタイミングで2歳児が道路に…車にはねられ意識不明の重体 追いかけたものの間に合わず 運転していた女を逮捕

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