ストローを自動生産できる機械を静岡県浜松市の企業が開発し、子供たちが見学に訪れました。ストローの材料は小麦粉をつくる時に廃棄されていた麦の「茎」です。
神久路小学校の3年生が見学したのは麦を使ったストローの製造過程です。
プラスチック製のストローの代用品として期待されていて、くり返し使えます。
麦の茎は多くが廃棄されていますが、農業用品などを手がける浜松市の企業が有効利用できないか考え、ストローを自動生産できる機械を日本で初めて開発しました。
子供たちは作業を見学したあとみんなでシャボン玉を飛ばし楽しんでいました。
麦のストローににおいや味はなく少し柔らかい口当たりの良さが特徴だということです。
児童:
機械ですぐストローにできることがおもしろかった
ファクトリーインプルーブメント
池谷暢昭 社長:
麦に興味を持ってもらったり農業の将来に興味を持ってもらえたりしたらすごく素敵ですよね
ストローは自動化によって生産力を上げることができ、他の企業への機械の販売も検討していきたいと話していました。