酒が残っていることはわかっていたけど「近かったから…」警察官舎から飲酒運転か 巡査の男を逮捕 コンビニの帰り道にフェンス衝突事故起こし発覚

静岡中央署の巡査の男が酒を飲んだ状態で車を運転した疑いで逮捕されました。巡査は「酒が体に残っていることはわかっていた」と容疑を認めています。

インタビューに答える近隣住民

伊藤渚紗 記者:
酒を飲んだ警察官はこの緩やかなカーブを曲がりきれずフェンスにぶつかっていきました。現場には壊れた看板が残り、事故の衝撃が伺えます

酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは静岡中央署・地域課の巡査の男(24)です。男は8日 夜9時半頃 静岡市葵区の一般道で酒を飲んだ状態で自家用車を運転した疑いがもたれています。

警察によると男は勤務後に警察官舎の自分の部屋で缶ビール4本・1.5リットルあまりを飲んだあと、2時間ほど仮眠をとり近くのコンビニにプリンなどを買いに出掛けました。

そしてその帰りに道路脇のフェンスに衝突する事故を起こし飲酒運転が発覚したということです。

近隣住民:
結構な音でバーンと音がした。「何だろう」と思った。黒い車が看板が壊れているあたりに止まっていてぶつかったのかなと

県警本部

調べに対し男は「酒が体に残っていることはわかっていた」などと容疑を認め「仮眠したうえコンビニが近かったから」と供述しています。

警察官の逮捕者は今年に入りこれで4人目で県警察本部の佐藤弘道 警務部長は「飲酒運転の根絶に向けて取り組んでいるなか職員がこのような事案を起こしたことを重く受け止めています」とコメントしています。

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