「被告に案内されて行った」浜名湖畔で高校生殺害 当時18歳の男の裁判に共犯者の男が証人として出廷

殺人や監禁の罪に問われている当時18歳だった男の裁判員裁判に共犯者の男が証人として出廷し、当時の状況について証言しました。

殺人などの罪に問われているのはフィリピン国籍の19歳の男です。

起訴状などによりますと、男は2024年2月 他の男らと共謀して静岡県袋井市の男子高校生をガラス瓶で殴るなどしたあと車のトランクに監禁して連れ去り、さらに湖西市の川に転落させて溺死させた罪に問われています。

6月30日の裁判には共犯者として地裁浜松支部で懲役17年の判決を受け、東京高裁に控訴している22歳の無職の男が検察側の証人として出廷しました。

男は弁護側からの質問で被害者を連れ去り川へ向かったことについて「どのように場所を決めたか」問われると「被告(19歳の男)に案内されて行った」と証言しました。

また被害者の体を揺らし川に放り投げるジェスチャーをしたことについて「被告に殺害方法をアドバイスしたのか」と問われると「そのように言えますね」と話しました。

その後は被告に対する質問に移り、7月1日も予定されています。

年下の“タメ口”に怒り増幅させ壮絶リンチ 謝ってもなお暴行加え瀕死状態の高校生を冬の湖に突き落とし殺害 懲役17年判決受けた22歳男が控訴 弁護側は「殺意のグラデーションの中では最も淡い」と裁判で主張

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