静岡県の調査船「駿河丸」でサクラエビの調査中に水中カメラロボットを海に落下

水産資源の調査や防災用に静岡県が保有する調査船「駿河丸」が2025年6月プロペラにケーブルを巻き込む事故を起こし、水中カメラロボットを海に落下させていたことがわかりました。

県はサクラエビの資源調査や災害時の物資輸送のため船を保有していて、現在の「駿河丸」は県が3年前に17億円あまりをかけ建造されました。

県によりますと6月26日 富士川沖でサクラエビを調査していたところ、水中カメラロボットのケーブルが船体の横に付いたプロペラに絡まる事故が起きました。

カメラは船の先端でクレーンを使い吊り上げていて、事故はサクラエビの調査が終わりケーブルを回収している最中に起きたということです。

カメラはケーブルが切れたため水深約250mの海中に落下しました。

県は船舶保険の適用について保険会社と協議しており、検証チームを設置して今後の対応策の検討を進める方針です。

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