郷土史博物館計画の是非を問う住民投票条例案を否決 市は説明会で理解を求めながら推進する考え

静岡県富士宮市が進める郷土史博物館の建設計画。その是非を問う住民投票の実施に向けた条例案が市議会で否決されました。

7月3日に開かれた富士宮市議会の最終日。

市が進める博物館の建設計画に対し、市民がその是非を問う住民投票の実施を求めた条例案が審議されました。

この計画は22億円かけて土器や古文書などを保管する新たな郷土史博物館の建設を目指すもので、一部の市民が4800人あまりの署名を携えて住民投票の実施を求めていました。

そして、3日に行われた採決の結果は21人の議員のうち、賛成2人・退席4人・反対15人で否決されました。

市は6月から始めた住民への説明会で理解を求めながら計画を進める考えです。

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