戦国時代から静岡県掛川市の横須賀地域に伝わる凧をあつめた個展がいま掛川市で開かれています。
「遠州横須賀凧」は戦国時代に敵の陣地の測量や通信手段として利用され、江戸時代に「祝凧」になったと伝えられています。
会場に展示されているのは職人が手がけた凧、約40点。
舌を出し風を受けると回る「べかっこう」や弱い風でも空高く揚がる「ふわ」など、訪れた人は作り手の解説を聞き魅力を感じていました。
遠州横須賀凧・凧職人
石川隼大さん:
骨組みの裏の部分も間近で見てもらって作りを感じてもらいたい
個展は掛川市のアートギャラリー「THE DRAMA」で7月6日まで開催されていて、期間中は職人が常駐しているということです。