水産業の現状と課題に関心を 沼津港の水族館で特別展示 楽しみながら学ぶ

水産業の現状を知り課題について関心を持ってもらおうと、沼津市の水族館で展示会が開かれています。

沼津港深海水族館で開かれている展示会では、日本の水産資源が年々減少傾向にあることや身近な魚の輸入先などについて、パネルやイラストで解説されています。

ひものに使われる「マアジ」が乱獲されている現状について展示で学んだり、白身フライに用いられる東南アジア原産の淡水魚「パンガシウス」の水槽を眺めたりして、訪れた人は多くのことを感じ取っている様子でした。

高校生
「日本の産業とかを守っていく上でも、こういうことを知ることは重要だなという印象ですね」

男性
「やっぱり輸入品が多いので国産を大事にしていかなければと思いますよね」

沼津港深海水族館・山口真由 飼育・解説員
「小さい魚を食べてしまうと次につながっていかない。大きい魚が育っていかないというところを、食べる時でも良いので思い出してもらえたらいいなと思います」

この展示会は沼津港深海水族館で10月中旬まで開かれる予定です。

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