茶葉×スパイス 静岡茶の新たな飲み方を提案 自分好みの味わいと香りに 流行の発信地・東京へと進出

静岡茶の新たな飲み方がいま注目されています。静岡県内産の茶葉とスパイスなどを組み合わせて作る「ブレンドティー」。流行の発信地・東京への進出も果たし、今後への期待が高まっています。

伊藤渚紗 記者:
静岡浅間神社からまっすぐ伸びる商店街にあるこちらのガラス張りが特徴的な店舗で、いつもと違った新しいお茶を楽しめるということです。

静岡市葵区にあるaardvark tea Astand。

静岡浅間通り商店街に3年前にオープンしました。

人気を集めているのが茶葉とスパイスなどを組み合わせて作る「ブレンドティー」です。

aardvark TEA・辻せりか 代表:
花の香りや果実の甘みなど、ブレンドティーはいろいろな香りがする。気分転換に良いと思う

県内を中心に農家から直接仕入れた茶葉は40種類以上。

それにハーブやスパイスフルーツなどをブレンドして、自分好みの味わいと香りが楽しめる1杯を作ることができます。

暑い夏にオススメなのが…。

aardvark TEA・辻せりか 代表:
夏の不調に効くブレンドです

川根本町産の煎茶にレモン・リンゴ・ローリエ・ペパーミントをブレンドした1杯。

その味は?

伊藤渚紗 記者:
すごい爽やかなミントの香りが口いっぱいに広がります。あとだんだんレモンの香りも口に広がってきて…

aardvark TEA・辻せりか 代表:
フルーティーなリンゴも入っているので甘みもどんどん出てくると思う

伊藤渚紗 記者:
暑い夏に飲みたくなるようなお茶

リフレッシュや疲労回復に効果があるそうで、夏バテや暑さによる体調不良にぴったりです

aardvark TEA・辻せりか 代表:
お茶にいろいろな素材を入れることで、夏らしい味わいや夏に合わせた効能を付け加えられることがブレンドティーの魅力だと思う

静岡茶の新たな飲み方を提案しているティースタンド。

7月7日には東大赤門前に新店舗がオープンしました。

東京・初進出です。

15グラムから購入できる茶葉の量り売りのほか、専用ボトルを持参した利用客は自由に給水して飲み継ぎできるサービスも展開しています。

aardvark TEA・辻せりか 代表:
1人でも多くのお客様に農家のお茶が届くと良い。たくさんの人に届けたい。日本だけでなく世界、いろいろなところで飲まれたら良い。それくらい大きくしたいという野望はある

店ではブレンドティーが定期的に自宅に届くサブスクも開始。

すでに1万人以上が利用しているといいます。

流行の発信地・東京へと進出を果たした静岡茶の新たなスタイル。

静岡茶の可能性は今後も広がっていきそうです。

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