学歴詐称の田久保市長に対し新たな刑事告発 有印偽造私文書等行使の疑いなど 公選法違反の疑いを指摘する告発状はすでに受理され本格捜査始まる

伊東市・田久保眞紀 市長

学歴詐称問題の渦中にいる伊東市の田久保眞紀 市長について、千葉県に住む公務員の男性が有印偽造私文書等行使の疑いなどで警察に告発状を提出しました。

伊東市の田久保眞紀 市長は市の広報誌や市長選を前に報道機関が依頼した経歴調査票に「東洋大学法学部卒業」と記載していたものの、実際には除籍されていたことがわかっています。

ただ、田久保市長は“卒業証書”とされる資料を市議会の正副議長や一部の市職員に見せていたことから、千葉県に住む公務員の男性(30代)は7月31日、伊東警察署に有印偽造私文書等行使の疑いで告発状を提出したほか、市の広報誌は公文書に当たり、学歴欄に虚偽事項を記載させた行為に深く関与したことは明らかであるとして、虚偽公文書作成および同行使の疑いについても指摘しています。

男性は告発の理由について「私自身、市町村の職員であり、いま働かれている伊東市役所のみなさんの気持ちが少しわかる。この状況を打開するには一刻も早く辞めてもらうしかない」と話しています。

田久保市長をめぐっては市内にある建設会社の社長も「報道各社に対し虚偽の情報を伝達して、この情報を広報させた」として公職選挙法違反の疑いで告発状を提出していて、警察が受理したことから本格的な捜査が始まっています。

学歴詐称の田久保市長が今夜会見へ 前言撤回し“続投表明”との見方強まる 7日の会見で辞意表明も辞職に向けた手続き取らず 狙いは不信任案可決後の議会解散か 周辺ではすでに支持者に出馬促す動き

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