学歴詐称問題に揺れる伊東市の田久保眞紀市長が会見を開いて辞意を撤回し「職務を全うしたい」と話しました。
田久保眞紀市長
「本当に申し訳ございませんでした。必ず結果で皆さんにお返しをしていきたいと思っております。本当に申し訳ございませんでした。そして今後とも宜しくお願い致します」
伊東市の田久保市長は、市の広報誌などに東洋大学卒業と記載する一方、実際には除籍となっていたことがわかっています。
この問題をめぐり田久保市長は7月7日に辞意を表明しましたが、辞職願の提出など必要な手続きは取ってきませんでした。
そして31日夜の記者会見で「街を歩いていて厳しい声の一方、激励もある。市の構図を変えた改革はまだ第一歩」と話しました。
田久保眞紀市長
「改革への道はまだ本当に始まったばかりであること。そのような大切なことを改めて市民の皆さまの声で強く思い出させて頂きました」
事務手続きと学歴詐称問題を調べる市議会の百条委員会について出頭を拒否してきましたが「求められていることを確認できれば、今後は検討したい」と話しました。