無病息災願う「百八灯」江戸中期から200年以上続く伝統行事 108本のたいまつ 静岡・西伊豆町岩谷戸地区

静岡県西伊豆町では15日夜、108本のたいまつに火をともして病気を払う「百八灯」がおこなわれました。

西伊豆町岩谷戸地区の「百八灯」は疫病払いとして江戸中期から200年以上受け継がれ、毎年8月15日に行われていて、町の無形民俗文化財にも指定されています。

2025年も地元の住民や帰省した家族などが集まる中、道路沿いに並べられた108本のたいまつに火が灯されました。

参加者「健康に特に3歳の娘なので、このあともスクスク育ってもらえたらなと思いまして、煙をたくさん浴びることができて良かったです」

住民たちは炎を眺めながら悪病退散と無病息災を願っていました。

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