田久保市長の市民との対話集会 8月25日以降すべて中止を発表 市民の声を聞く姿勢はどこに? 市は防犯上の観点と説明

伊東市・田久保眞紀 市長

伊東市は8月21日、25日以降に予定されている田久保眞紀 市長と市民との対話集会について、すべて中止することを発表しました。理由には防犯上の観点を挙げています。

伊東市では5月29日に田久保眞紀 市長が就任して以降、市内各地で市民との対話集会「市長と語る会」を開催しています。

ただ、田久保市長の学歴詐称問題の影響で市役所には7000件を超える意見が寄せられていて、中には市長に対する脅迫めいた内容の苦情もあることから、市は8月21日、防犯上の観点から25日以降は「市長と語る会」を中止すると発表しました。

当初の計画では10月1日までの間にあと8回行われる予定で、田久保市長は8月22日午前10時過ぎに登庁した際、記者から今後、市民と対話する機会を設ける考えがあるのかをたずねられましたが、問いかけに応じることなく執務室に入りました。

田久保市長は辞職を撤回した際に「市民の声や思いを決して無駄にすることがないように」と述べるなど、事あるたびに市民の声を聞く姿勢をアピールしていましたが、自らその機会を閉ざし、厳しい意見に耳をふさぐ形となります。

まさかの東洋大側の責任を主張 学歴詐称の田久保市長「確認するべき」 突っ張り続けるワケは“ささやき”弁護士の「偽物とは思わない」発言? 疑惑の“卒業証書”は公開もせず照会もせず検察に提出もせず

あなたへのおすすめ
あなたへのおすすめ