静岡県・鈴木康友 知事:
2位になったことは残念というのが率直な感想
鈴木知事が「残念」と表現するのは一番茶の荒茶生産量が初めて首位陥落したことです。
農林水産省によりますと、2025年の一番茶について、製品として仕上げる前の荒茶の生産量で静岡県は過去最低の8120トンとなり、統計開始以来初めて鹿児島県に首位の座を明け渡しました。
鈴木知事は生産効率の向上や輸出への対応など、茶業の構造改革が必要と強調しました。
静岡県・鈴木康友 知事:
構造転換を図って稼ぐ茶業、強い茶業を目指す。その結果として生産量も増えていくということだと思う
県は海外で人気の高い抹茶に適した品種への転換や新たなブランドの創出に取り組んでいて競争力強化をめざします。