米価の高騰で酒造組合が悲鳴 安定的に酒米を確保できるよう県に支援求める

令和の米騒動の影響で酒造りに必要な酒米の価格も高騰している状況を受け、酒の生産者の団体が静岡県に支援を求めました。

県庁を訪れたのは県酒造協同組合の望月正隆 理事長らで、酒造メーカーが安定的に酒米を確保できるよう支援を求めました。

平木省 副知事は2026年の作付を増やせるよう対策を検討していくと答えていました。

県酒造協同組合・望月正隆 理事長:
酒米の生産量が減っていくので、お酒をつくりたくてもつくれない状況は出てくる可能性がある。何とか酒米を作ってもらい、酒造会社もお米を潤沢に使えるようにしたい

組合によりますと、食用米の価格高騰で農家が酒米から食用米に転作していて、県内品種の作付け面積は2024年から2025年にかけ15%減っているということです。

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