観光客の利便性を向上させようと、静岡県東伊豆町の稲取温泉で始まる電動キックボード貸し出しの実証実験を前に試乗会が開かれました。
稲取温泉ではタクシーやバスの運行が少なく、観光客の移動手段の確保が課題となっています。
こうしたなか、地元の旅館組合が実証実験として電動キックボードの貸し出しを企画し、9月15日は旅館などの関係者向けの試乗会が開かれ、参加者が乗り心地や安全性などを確認していました。
参加者:
思ったよりも乗りやすく、来た人の利便性はすごくいいのではと思う
稲取温泉旅館協同組合・田村佳之 事務局長:
「朝早起きしてちょっと散策」は今まで歩くしかなかったけれど、ちょっとは電動キックボードで行動範囲が広がるかなという感じ
実証実験は11月3日まで行われ、利用者のニーズや地域の道路環境を踏まえながら導入するかどうか検討していく方針です。