劣化した下水道管 浜松と静岡で確認 1年以内の対策必要 補修と大規模修繕へ

埼玉県で起きた道路の陥没を受けて全国で下水道管の点検が行われた結果、静岡県内では静岡市と浜松市に劣化が深刻で緊急性の高い箇所があることがわかりました。

2025年1月に埼玉県八潮市で起きた道路の大規模な陥没は下水道管の腐食が原因と見られ、国交省が全国の自治体に調査を求めていました。

その結果、県内では腐食や破損が深刻で1年以内に対策が必要な緊急性の高い箇所が、浜松市で487m、静岡市で410m確認されました。

浜松市では中央区の寺島町と神田町で下水道管の劣化が確認され、市は2025年度中に破損部分を優先的に補修し、その後大規模な修繕工事を行う予定です。

静岡市では駿河区新川や清水区辻の下水道管で鉄筋の露出などがみられ、市は2025年度中に補修する方針です。

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