国内最大級の竜巻で被災したクリニックが仮診療所で再開 「何とか医療提供を」 患者からは安堵の声

えのきだクリニック・榎田浩平 院長:
調子はどうです?胸が痛くなる苦しくなるとか大丈夫ですか?

被害が大きかった牧之原市細江地区に開業している「えのきだクリニック」。

仮設のトレーラーハウスを搬入し、9月18日に診療を再開しました。

えのきだクリニック・榎田浩平 院長:
ここにベッドが並んでいた。ガラスがけっこう割れた。ここに内視鏡をやるベッドがあって検査していたが、患者さんの上に傘をさして濡れないように

屋根は飛ばされ医療機器も水浸しに。

診療ができない状態となりました。

えのきだクリニック・榎田浩平 院長:
かかりつけの人だけでも、簡単な診察と定期的に飲んでいる薬の処方をどうにかできないかと

榎田浩平 院長

「地域の診療所として困っている患者に医療を提供したい」と発災から13日目、なんとか診療再開にこぎつけました。

患者:
診てもらえないと困ったなと薬だけかなと思ったが安心した

患者:
先生も日焼けしたような黒い顔をしていた。大変だと思う、頑張って欲しい

えのきだクリニック・榎田浩平 院長:
患者に迷惑をかけていたので一刻も早くどういう形でも再開したかったので、第一歩だが再開できたのでプラスに動けている

クリニックはホームページに診療日時を掲載するということです。

復旧・復興へ被災地は少しずつ歩みを進めています。

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