夏の暑さが年々厳しさを増す中、暑さに強いコメの導入に向けて静岡県伊豆市やJAが試食会を開きました。
稲作については近年続く高温によって十分な収穫量の確保や品質の保証が課題となっていて、伊豆市や地元のJAでは暑さに強い品種の導入を検討しています。
9月24日に試食が行われたのは市内で試験栽培された「にじのきらめき」と「歓喜の風」。
どちらも暑さや病気に強く、十分な収穫量が期待できるといいます。
記者が地元で栽培されているコシヒカリと食べ比べてみると…
沼津支社・村田彬 記者:
コシヒカリと比べても香りが強いように感じます。食感はよりもっちりしていて、甘さは少し控えめな印象です
コシヒカリ生産者:
今までずっとコシヒカリを食べていたけれども、「にじのきらめき」と「歓喜の風」、あまり味の遜色はない
伊豆市やJAは2027年の導入に向けて検討を進める方針です。