川勝県政の負の遺産…副知事「財政危機宣言というレベル」 静岡県の来年度当初予算 640億円の財源不足 「将来世代への負担に関する意識が低かった」

静岡県・平木省 副知事:
もう財政危機宣言というレベルまでいっている危機感を持っています

副知事が“財政危機”と表現するほど県の台所事情が厳しさを増しています。

県は2026年度の当初予算について640億円の財源不足が生じると発表しました。

トランプ関税の影響で税収の増加が期待できず事業や人件費の見直しで110億円を削減しますが、70億円程度は借金に頼る形となります。

要因として挙げたのは投資的経費の拡大など“川勝前知事”時代の予算編成です。

静岡県・平木省 副知事:
やはり大きな事業ですね、静岡の未来のために必要だと先人が判断したとはいえ、それがかなり大きな額に上っている。その当時の意思決定の中で財政健全化に関する、あるいは将来世代への負担に関する意識が低かったのではないかと率直に思う

県の財政状況は他の都道府県と比べても非常に悪い状況で県は、徹底した改革に取り組む方針です。

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