新東名高速道路・静岡県裾野市
1日朝、静岡県裾野市の新東名高速道路で男性が車にはねられる事故がありました。車は逃走したとみられ、警察は周辺を通行止めにして捜査しています。
また警察が身元を調べたところ、被害者は山梨県の55歳の男性運転手と判明しました。
午前8時頃、裾野市今里の新東名下り線で近くを通った人から「路肩にトラックが止まっていて本線上に人が倒れている」と110番通報がありました。
警察や消防によりますとトラックの脇に男性が倒れていて意識不明の状態で病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
トラックは右後輪がバーストした状態で、目撃者の話などから男性は点検のために本線上におりていたと見られています。
警察が身元の特定を進めたところ、死亡したのは山梨県都留市に住む55歳のトラック運転手の男性と判明しました。
また現場付近には別の車の破損した部品が残っていたということです。警察は現場の状況から後続の車が男性をはねて逃走した、死亡ひき逃げ事件とみて付近を通行止めにして捜査しています。
新東名下り線は、午前8時過ぎから午後5時頃までの約9時間にわたり、静岡県内の御殿場JCT~長泉沼津ICで通行止めの措置が取られました。