“シイタケ”だと思ったら“毒キノコ” ツキヨタケを食べた1歳から71歳の11人が食中毒 誤って採取し持ち帰る…親族の会食で長崎ちゃんぽんの食材に 静岡県内では17年ぶり

ツキヨタケ

静岡県は御殿場市の山林で採った野生キノコを食べた11人が食中毒になったと発表しました。このうちの1人が野生のシイタケと間違えて持ち帰り、親族との会食の際に食材として使用したということです。

静岡県によりますと11月2日、御殿場市でツキヨタケを食べた1歳から71歳までの男女11人に嘔吐の症状が見られ、食中毒と診断されました。

このうちの1人が同日、同市の山林で野生のシイタケと間違えてツキヨタケを持ち帰り、親族との会食の際に長崎ちゃんぽんの食材として使用したのが原因ということです。

入院した人はおらず、全員すでに回復しています。

ツキヨタケはシイタケやムキタケなどと見た目が似ていて、食後30分から1時間程度で嘔吐や下痢、腹痛といった症状が現れるのが特徴で、県内でツキヨタケによる食中毒が確認されるのは2008年9月以来、17年ぶりです。

県は素人判断で安易に野生のキノコを食べたり、人にあげたり、販売したりするのは絶対にやめるよう呼びかけています。

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