ANAが静岡空港発着便を“減便”へ 来年度の事業計画 現在は札幌便と沖縄便が1往復ずつ 事実上の“撤退”となる可能性も

ANAは静岡空港を発着する札幌便と沖縄便について、2026年度、減便を計画していることがわかりました。今後も需要が見込めなければ事実上の撤退となる可能性があります。

ANAでは現在、静岡空港を発着する札幌便と沖縄便を毎日1往復ずつ運航しています。

こうした中、関係者によりますと、ANAが2026年度の事業計画の中で静岡空港を発着する2路線について減便する方針を固めたことがわかりました。

2026年1月にも減便の実施時期などを発表する見通しですが、今後も需要が見込めなければ事実上の撤退となる可能性があるということです。

県によりますとANA札幌便の10月の搭乗率は70.8%で、沖縄便は84.0%でした。

ANAの広報室は取材に対して「現時点でコメントできることはない」と話しています。

ANAの減便により静岡空港で毎日運航する国内線はFDA=フジドリームエアラインズのみとなり、利用拡大を目指す静岡空港にとって大きな打撃となるのは必至の状況です。

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