違法な盛土の造成に関わった業者と土地の前所有者の証言に食い違い 「県に危険性を訴えたものの簡単にあしらわれた」 熱海土石流をめぐる訴訟 関係者への尋問続く

村田彬 記者:
証人尋問を前に原告団が地裁沼津支部へと入ります

2021年に静岡県熱海市で起きた土石流災害をめぐり、遺族や被災者は起点となった場所に違法な盛り土をした前と現在の土地所有者、それに県や熱海市などに損害賠償を求める裁判を起こしています。

3月3日の裁判では盛り土の造成に関わった業者への尋問があり、「前の土地所有者の指示でその会社の社員が木くず交じりの土砂を搬入していた」などと証言しました。

その上で「県に危険性を訴えたものの簡単にあしらわれた」などと説明しています。

一方で、前回の裁判では前の土地所有者が「盛り土を造成する許可をとり、業者に土地を貸しただけ」と関与を否定しており、両者の主張には食い違いがでています。

今後、現在の土地所有者や被災者が証言台に立つ予定で、裁判は7月17日に結審する見通しです。

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