存在感の低下が懸念される静岡大・静岡キャンパス側が難色 静大と浜松医大の統合・再編 合意から7年が経つもいまだゴールは見えず

福島流星 記者:
今回の期成同盟会では初めて静岡大学の日詰学長が姿を見せました。その厳しい表情からいったいどんな方針が打ち出されるのか注目です

膠着状態が続いている静岡大学と浜松医科大学の統合・再編問題。

浜松市・中野祐介 市長:
我々としても大変関心を持っている。それ以上に非常に心配をしている

両校をめぐっては2019年、運営法人を統合した上で静大の浜松キャンパスと浜松医大を合併させて新たな大学を設立することで合意。

ただ、静大の日詰一幸 学長をはじめ、存在感の低下が懸念される静岡キャンパス側が難色を示しているため、現在に至るまで新大学の開学はおろか法人の統合にも行きついていません。

静岡大学・日詰一幸 学長:
これから静岡大学はどういう方向へ進もうと考えているのか、そのあたりを話したい

3月11日は静岡県浜松市や県西部の経済界などで構成する期成同盟会に日詰学長が初めて出席しましたが、統合や再編について具体的に言及することはありませんでした。

静岡大学・日詰一幸 学長:
とにかくビジョンをまずは明確なものにして、シンプルなビジョンにした上でもう一度、大学の在り方を考えていこうという状況

しかし、地域と共に発展する総合大学を目指すと話す静大側に対して、浜松医大側はあくまでも合意内容の履行を求めています。

浜松医科大学・渡辺裕司 学長:
この(静大の)ビジョンは合意書で両大学が合意した1法人2大学という形をとっても十分に実現可能だと思うし、むしろスピードは早まるのではないかと感じた

少子化による学生数の減少に伴い、国立大学の経営が息詰まることに備えた両校の議論ですが、その行方はいまだ見えていません。

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