静岡で”豚熱”確認 食卓への影響は?流通量や価格はどうなる? 県「影響を与える規模ではない」 多くの養豚場で豚へのワクチンを接種済み

私たちの食卓への影響はあるのでしょうか?静岡県内で30年ぶりに養豚場で豚熱が発生し、県が殺処分を始めるなど感染拡大の抑え込みに当たっています。

3月11日夜、鈴木知事など県幹部が集まり、緊急で開かれた会議。

県の幹部:
県の遺伝子検査で豚熱ウイルス遺伝子の陽性を確認した

感染が確認されたのは“豚熱”。

富士宮市の養豚場で感染が確認され、飼育している豚 計2200頭の殺処分を11日の夜から進めています。

鈴木康友 知事:
豚熱は人への感染は起こりませんので、根拠のない噂などによって消費者、県民が混乱に陥らないように協力をしてもらいたい

県内での豚熱の感染はさかのぼること30年以上前、1991年に浜松市で発生して以来で、感染経路については現時点で分かっていません。

県は周辺の養豚場については豚へのワクチン接種が進んでいることなどから出荷についての制限はしていません。

殺処分と養豚場や周辺への消毒などの対策は14日までに完了させる予定で、感染拡大の抑え込みを急いでいます。

松下翔太郎アナウンサー:
気になるのが食卓への影響ですが、県は「価格などに影響を与える規模ではない」としています。

2024年時点で県内の養豚農家は69件あり、飼育頭数は9万7100頭でした。

今回の殺処分の対象は約2200頭なので数パーセントほどの規模感になり、県は「流通量が大きく減るわけではない」としています。

本谷育美アナウンサー:
では、今後県内で豚熱が拡大していくのか?という懸念についてですが、豚熱が感染拡大したことをきっかけに2019年に豚へのワクチン接種が認可されて以降、多くの養豚場でワクチンを接種済みといいます。

そのため発生件数はここ最近、全国的にも大きく減っていて、以前と比べて拡大の可能性は減っているということですが、県は抑え込みに万全を期す考えです。

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