浜岡原発の運転差し止めを求める裁判で、裁判所から弁論を終結し、10月に判決を言い渡す方針が示されました。原告は裁判官の交代を求めています。
御前崎市にある中部電力の浜岡原発をめぐっては、周辺住民や弁護士が3号機から5号機の運転差し止めを求め裁判を起こしていて、静岡地裁で3月19日に67回目の口頭弁論が開かれました。
終了後に会見した原告は、1月に裁判所から和解案が示されていたことを明らかにしました。
和解案は、運転を差し止める請求をデータ不正問題が明らかになった3・4号機に限定するという内容で、被告の中部電力が拒否したということです。
また、これまでの裁判で再稼働の見通しが立たない中、裁判を続ける意味が問われていたこともあり、裁判所は19日、次回の期日を取り消して弁論を終結させ、10月27日に判決を言い渡す方針を示しました。
これに対し、原告は裁判官3人の交代を求める申し立てを行ったということです。
原告・青山雅幸 弁護士:
原子力規制委員会で再稼働を認めるという蓋然性が直ちに見通せないから、10年やってきた裁判を続ける必要がないという暴論。司法の役割を放棄するような暴挙を強行しようとするんだろうということを感じ取った
被告・中部電力の担当者:
訴訟の進行については裁判所が決めることだと思っています。その中で我々はできる限りのことをしていくというところだと考えています
今後については、裁判所が作成する文書で19日の内容について確認し、対応したいとしています。
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