2026年も新茶シーズンが始まりました。静岡県内の茶業界は正念場を迎えている中で、中東情勢の影響に不安を抱えています。
お茶の秋山園・秋山勝英 代表:
今のところ順調。かなり良い。英語で言うならばインクレディブル。信じられない(ほどすごい)味になる
明治時代から続く静岡県富士市の秋山園。
今シーズンは極端な寒さはなかった上、3月以降は適度な雨に恵まれ、寒暖の差が茶葉の生育を促したことから秋山勝英 代表は「高品質のお茶が出来た」と胸を張ります。
しかし、中東情勢緊迫化の影響はこの茶業界にも及んでいます。
茶摘みに使う乗用型の機械。
燃料は軽油です。
摘み取った茶葉を蒸したり乾かしたりする製茶の段階でも重油やガス、電気といった燃料が必要です。
お茶の秋山園・秋山勝英 代表:
(これまで)軽油で130円くらい重油で90円くらいでした。(現状)軽油で150円くらい。重油も140円くらいだと思う
秋山園では4月から5月の新茶シーズン中、例年6000Lの重油を使用します。
これから更なる重油の値上がりが見込まれることから、秋山さんは燃料を節約できるよう効率よく製茶する方法を探っているといいます。
今後の給油について、仕入れ先からは業界全体で分け合えるよう協力を求められています。
お茶の秋山園・秋山勝英 代表:
希望としては安定的に供給されること。値段はある程度仕方ないから(商品への)上乗せを検討するが、安定的に仕事をさせてもらえるのが一番
先行きが見えない中東情勢のなか始まった2026年の新茶シーズン。
茶業界にとっては、燃油の確保や高騰への対応をめぐって手探りのシーズンとなりそうです。
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