入院機能を市立清水病院に集約 清水厚生病院は外来診療のみに 来年度をめどに“一体的な運用”実施へ 狙いは“共倒れ”を防ぐこと

経営危機が続いている静岡市立清水病院について、静岡市の難波市長は2027年4月をめどに清水厚生病院との一体的な運用を始めることを明らかにしました。

静岡市・難波喬司 市長:
今の病院の状態を維持したままで取り組みを行っていても、清水区における適切な医療提供体制は確保できない状況にあると認識している

難波市長が強い危機感を示したのは市立清水病院の経営状況です。

この20年、赤字運営が続いている清水病院。

2025年度は市からの運営費負担金19億円に加えて、31億円の赤字が見込まれていることから、実質的な損失額は50億円にのぼります。

このため、市は2027年4月をめどに清水厚生病院との一体的な運用を行うことを決めました。

具体的には入院機能を清水病院に集約させ、2040年をめどに計445ある病床を1割程度にあたる400床程度に減らします。

また、厚生病院は外来診療のみとする方針です。

静岡市・難波喬司 市長:
2つの病院が両方とも自分の方を存続させようと頑張ると共倒れになる。かなり早い時期に収支が整うくらいの状況には持っていけることを目指して、見込みをもって一体運用をしていく

病院の運営は厚生病院が担うことを前提として、指定管理者制度を導入する考えです。

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