データの不正問題に揺れる中部電力と浜岡原発。5月28日、不正発覚後初めてとなる静岡県と御前崎市による現地での点検が行われました。これまで行われた点検は120回以上。しかし「信頼は吹き飛んだ」と話します。
28日午後、黄緑色の防護服を着た県と御前崎市の職員が立ち入ったのは、浜岡原発4号機の燃料プール。
県と御前崎市は、浜岡原発が運転を停止した2011年以降、中部電力の安全対策工事の状況を年に数回、現地で点検してきました。
この15年間で積み上げてきた点検回数は“126回”。
127回目となった今回は、地震データの改ざんという不正が発覚してから初めての点検です。
4号機の燃料プールで、使用済み核燃料が適切に管理されているかや、異常を検知するモニターが正常に動くかどうかなどを確認し、問題は見つかりませんでした。
ただ、県や市も、中部電力も点検を重ね、積み上げてきた信頼が崩れ落ちたと感じています。
県原子力安全対策課・神村典浩 課長:
県民に見てもらうことによって、安心してもらうために点検を進めていきたい
浜岡原発・椎名浩成 所長:
これまで積み上げてきた取り組みがこの1件で吹っ飛んでしまった。地道に1つ1つ積み上げていきたい
県は不正発覚を受け点検の対象を拡大していて、今後も点検を強化していきます。
中部電力は不正の詳細について6月の株主総会の後に報告書を取りまとめ、早ければ夏頃に報告すると説明しています。
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