6月8日朝、フィリピン付近で発生した大地震の影響で、静岡県内にも津波注意報が発表され、先程解除されました。自治体では情報収集体制がとられ、各地で対応に追われました。
8日午前8時半過ぎ、フィリピン付近で発生したマグニチュード8.2の地震。
気象庁・地震火山部
清本真司 地震津波対策企画官:
津波注意報を発表していますので、津波発生のおそれがあります。海の中や海岸から離れてください
気象庁は午前9時5分、茨城県から沖縄県までの太平洋沿岸部に津波注意報を発表。
県内にも沿岸部の21の市と町に津波注意報が出されました。
福島流星 記者:
津波注意報の発表を受けて県庁では情報収集体制がとられ、各地から上がってくる情報の確認・整理を行っています
県内で予想された津波の高さは最大1m。
県、それに沿岸部の市や町は情報収集体制を取り、対応に当たりました。
村田彬 記者:
沼津市の危機管理課です。現在海岸や河口付近には避難指示が出ていて、職員が電話などでの情報収集に当たっています
沼津市・秋山栄章 防災幹:
海岸線の水門や陸閘は閉鎖。海岸及び河口付近の住民に対して、9時25分に避難指示を行った
沼津市と富士市、松崎町では海岸沿いなどに避難指示を発令。
下田市や河津町では高齢者等避難を出し、県内10カ所に避難所が開設されました。
このうち、下田市民スポーツセンターには近くの介護施設の利用者や職員17人が避難用品を手に一時身を寄せました。
避難者:
大変なことだから想像がつかない
下田市・社会福祉協議会
戸崎孝之 事務局長:
市内はかなり地盤も悪くなっているし、先が見えないので早めに決断をした。一人ひとり尊い命なので、厳重を期して避難をしてきた
光田有志 アナウンサー:
清水港を見下ろす高台に来ています。現在津波注意報を受けて、清水港は第一警戒態勢に入っていて荷物の積み下ろしが中止されています。
また、清水港では午後1時までに4隻の船が自主的に港外に避難したということです。
一方、伊東市では学校防災計画に則り、公立の6つの幼稚園と12の小中学校で児童・生徒の引き渡しが行われ、ここ海抜9.5mに位置する伊東市立宇佐美小学校でも子供たちが迎えに来た保護者と共に帰っていました。
迎えに来た保護者:
急に学校からメールが来て、慌てて(迎えに)来た
迎えに来た保護者:
海沿いだから仕方ないかなと
光田有志アナウンサー:
津波到達予想時刻の午後1時をまわりました。現在の清水港そして駿河湾の様子ですが、海に大きな変化がある様子は確認できません
県内の沿岸部では、津波の第1波の到達予想時刻が早いところで午後1時頃となっていましたが、その時間帯に海面の変化は確認されませんでした。
ただ、小笠原諸島の父島や和歌山県の串本町などで20cmの津波を観測。
気象庁は午後1時半頃に再び記者会見を開き、しばらく津波注意報を継続し注意を呼び掛けていくことを明らかにしました。
気象庁・地震火山部
清本真司 地震津波対策企画官:
現状より明らかに津波が高くならないということが分かったら、(津波注意報は)解除になると思いますが、今のところは見通しを〇時間後とは言えない。最大の高さがどれくらいになるか見ている状況。もう少し様子を見たい。最大の高さがどれくらいになるか、影響も踏まえ、津波注意報の解除は考えています
県内でも注意報が出ている間は津波への備えが継続されていました。
その後、県内沿岸部を含む国内の津波注意報は午後4時50分に解除。
約8時間、津波注意報が出ていました。
注意報の解除に合わせ、避難指示や高齢者等避難も解除されています。
今回の地震で県内では津波は観測されませんでしたが、県は改めて自分の住んでいる場所の状況や万が一への対応の確認をしてほしいと呼びかけています。
県 斉藤耕司 危機管理監:
今後も地震や津波に備えて、避難場所や避難経路の確認、揺れを感じた場合は直ちに安全な高台に避難するなど、津波から命を守る行動をお願いします
日本から遠く離れたフィリピン付近で発生した地震に伴い、発表された今回の津波注意報。
もしものときにどう行動するか、日ごろの備えが大切です。
アクセスランキング