クマの行動に大きな影響 エサとなる木の実は豊作か?不作か? 静岡県が初の実態調査 10月上旬頃までに結果をホームページで公表する考え

2026年も各地でクマの被害が相次いでいます。クマが人の生活エリアに現れるかどうかを大きく左右するのが主食となる木の実の実り具合ですが、9月1日、静岡県静岡市内で初めて調査が行われました。その結果は?

1日午前、県の職員に同行する形で取材班が向かったのは静岡市葵区の井川地区です。

福島流星 記者:
市街地から車で1時間半ほど離れた場所にやってきました。県の職員が調べているのが「木にどれほどドングリの実がついているか」だということです

双眼鏡を使って確認していたのはクマのエサとなる木の実です。

道端では職員がブナの実を見つけます。

県自然保護課・斉藤剛さん:
(Q.これをクマが食べる?)食べる。実が入っていて小さいが、これくらいの木で実がなる時はかなりの量が落ちるので、これを主食にすると言われている

県内でも2025年度は200件と過去最多を記録したクマの目撃情報。

さらに、天竜区の山林で4年ぶりとなるケガ人も発生しています。

被害を左右する大きな要素がクマが人の生活圏に現れるかどうかですが、参考となるのが木の実が豊作かどうか?不作なら生活圏で食べ物を探す可能性も。

そのため、県は初めて木の実の調査に乗り出しました。

調査する方法は1本の木につき制限時間30秒で、木の実をどれだけ確認できるかですが…

職員:
ゼロです

9月1日、調査した地点では木の実は見当たりませんでした。

「目視では実の付き具合が悪かった」と指摘します。

ただ、8月31日、調査したエリアでは木の実が確認されたということです。

県自然保護課・斉藤剛さん:
仮に凶作という判断になれば情報発信をして、今年はクマが出没しやすいシーズンだと県民に発信をして、例えば集落付近にある柿などはしっかり管理をしてもらうなど、そうしたとこにつなげていきたい

県は各地の山間部で調査を行い、10月上旬ごろまでに結果をホームページで公表したい考えです。

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