リニア新幹線の工事は環境を破壊するとして、住民が工事の差し止めを求めている裁判は9月25日、静岡地裁で5年半を超える審理が終結しました。
静岡地裁に訴えを起こしているのは、大井川流域で暮らす住民たち134人です。
原告はリニア工事によって大井川の水量が大幅に減る上、南アルプスの生態系が破壊され住民の環境権などが侵害されるおそれがあるとして、県内区間の工事の差し止めを求めています。
一方、被告のJR東海は「水量が減少する根拠はなく、原告の利益を侵害するものではない」などととして請求の棄却を求めて争ってきました。
工事手法や流出する水量、JRの対策などが専門家の見解も踏まえ審理され、裁判は25日結審しました。
原告は「問題を提起しても議論の深まりに欠けた」「あとは裁判所の判断を待ちたい」と話します。
原告弁護団・西ヶ谷知成 事務局長:
徒労感というか、裁判をやっていてかみ合わない議論を続けてきたというのが正直な感想。JRの説明のおかしさ、ごまかしをしっかり追及できた
判決は2027年2月26日に言い渡される予定です。
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