2009年6月4日に開港した静岡空港。
ANAはこの日から、札幌と沖縄へそれぞれ毎日1往復する路線を運航してきました。
札幌線を利用(2010年・当時):
子供が旭山動物園を楽しみにしていると思う
沖縄線を利用(2010年・当時):
美ら海水族館に行ってきます
ANAによると、開港から2026年7月までに2つの路線あわせて約187万人が利用し、搭乗率は札幌線が55.6%、沖縄線が63.6%です。
静岡県などはこれまで、各地で就航先をPRしたり特産品を集めた物産展などを開いたりと、利用を呼びかけてきました。
しかし、どちらの便も開港した2009年の搭乗率が最も高く、利用者は伸び悩み、コロナ禍にはどちらも30%を下回りました。
その後、2025年の搭乗率は札幌線が60.4%、沖縄線が74.1%となるなど、利用者が増えつつあるようにも見えましたが。
ANA静岡支店・石道真奈美 支店長:
今回の運休は非常に苦渋の判断だった
2026年1月、札幌線と沖縄線について、10月1日からの運休を発表したANA。
理由は開港以来赤字が続いていたことに加え、コロナ禍以降、単価の高いビジネス需要が回復しないことや、整備費や人件費が高騰しているためと説明しました。
ANA静岡支店・石道真奈美 支店長:
本当に惜しむお客さんの声はたくさんもらっていて、その一つひとつの声が私共に届いているが、現時点では運航再開の見通しは立てていない。今回の運休という判断は一時的なものではないと経営判断として決断している
札幌への路線はほかにFDAが運航していますが、沖縄への直行便は静岡空港からはなくなります。
県は今後、静岡空港の運営会社と相談をしながら他の航空会社に就航を働きかけていく考えです。
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