静岡県が発注した河川工事の入札をめぐり、事前に予定価格を漏らし特定の業者に落札させた疑いで県の職員など3人が逮捕されました。
静岡県の職員と建設業者との癒着の疑い。
職員は工事課の班長でした。
県 袋井土木事務所・佐藤雅史 所長:
班長の役割は、班員の仕事の面倒、対外的な協議に関わったり、予算的な部分について班の予算の統括をする役割も担っている。(Q.予定価格を当然知っている?)知っている立場です
県職員の男(57)は、建設業者「アキヤマ」の取締役の男(63)と20年以上前、小笠山総合運動公園の工事で知り合いました。
警察は県職員の男が取締役の男に予定価格を漏らし、その情報をもとに常務取締役の男(71)が工事を落札したと見ています。
情報漏えいがあったとみられる入札は2件、いずれも磐田市の川の工事です。
このうちの1件「仮の橋の設置工事」で、予定価格は3億5737万9000円でした。
予定価格とは、発注者が事前に設定し「この工事でここまで支払える」という最高価格のことです。
もう一つ 調査基準価格があり、そちらは2億9744万円でした。
調査基準価格は、この価格を下回ると「本当にできるのか履行可能性の調査が行なわれる」価格です。
アキヤマが入札で示した金額は2億9745万円、調査基準価格を1万円上回るものでした。
この時入札に参加したのは5社。
3つの会社は3億円台を示し、1つの会社は調査基準価格を大きく下回りました。
建設会社「アキヤマ」について県は・・・
県 袋井土木事務所・佐藤雅史 所長:
土木工事では、ABCランクという県の業者の格付けがある。その中で(アキヤマは)Aランク。平均的な工事成績は割と高い業者
地元の土木・建設業者から聞こえる声は・・・
地元の同業者:
こんなもの氷山の一角。(Q.噂があった?)大なり小なり噂というのか、そういうのはでますよね。どうしても。役所の人間とある程度じっこんになってくると、そういう風なところでいろいろ引っ張ってしまうのでは
別の業者からも。
土木建設業者:
そんなことがあったんだという感じ。ずるいよね
土木建設業者:
これだけの規模の仕事で、それだけ近い数字はなかなか出せない
袋井土木事務所発注の工事は2025年度11件落札していて、警察は今後、余罪についても調べる方針です。
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