15年間続いた浜岡原発の運転差し止めを求める裁判で、静岡地裁は「判断する状態にない」として原告の訴えを却下する判決を言い渡しました。
鈴木衣緒里 記者:
いま原告団が裁判所から出てきました。不当判決とあります
この裁判は、浜岡原発の周辺住民や弁護士が「安全確保は不可能」として3~5号機の運転差し止めを求めたものです。
裁判は2026年1月に中部電力によるデータ改ざんが発覚し、再稼働の見通しが立たなくなったことから「原告の訴えの利益がない」として3月に結審していました。
10月27日の裁判で、静岡地裁の平山馨 裁判長は「原発の運転・稼働の見通しが立たず」裁判所が「判断することができる状態にない」と述べました。
そのうえで「紛争として成熟しておらず原告の訴えの利益は認められない」として訴えを却下しました。
弁護団事務局長・青山雅幸 弁護士:
私は本日の判決を非常に怒りをもって受け止めている。中電は長年にわたって訴訟や原子力規制委員会をだまし続けてきたとまで言いながら、なぜそれが敗訴なのか?これは司法の役割を放棄したとしか言いようがない。逃げたわけです
判決を受け、原告は控訴する方針を示しています。
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