様々な人から直接話を聞く
いち早く正確な情報を視聴者に

写真:竹下 昇輝

報道制作局報道部竹下 昇輝

部署の紹介

【何を、どう視聴者に伝えるのか】

報道制作局は、報道部、制作部、情報ニュース部、アナウンス部からなり、報道部は主にニュースを担当しています。記者やディレクターが、事件や事故、政治・行政など、いち早く現場に駆け付け、視聴者の皆さんが知りたい情報を届けるため、取材し原稿を書いています。また、日々のニュースの他にも、ドキュメンタリー番組や、防災番組なども報道部で制作をしていて、何を視聴者に伝えるのか、どう伝えるのかを日々考えながら、県民のためになるニュースを届けようと日々頑張っています。

また、スポーツ取材も報道部で行っています。プロチームがあるサッカーはもちろん、高校野球や、天才スポーツキッズまで県内アスリートを取材し、「おは・スポ!サンデー」などで放送しています。他にも、年1回スポーツをテーマにした全国ネット番組も制作しています。

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仕事内容(1)

【あらゆる角度から検証し、いち早く正確な情報を】

報道部の仕事は、記者が現場で取材し、情報を集め、原稿を書く。デスクと呼ばれる責任者が、分かりやすく内容をまとめ、放送につなげます。映像が大切なテレビ。時には記者がカメラを回すこともあります。

報道部の記者・ディレクターは、県政・市政・社会部・スポーツと各班に分かれて取材していますが、私が所属する「社会部」は、主に事件や事故、裁判などを中心に担当しています。2023年は、沼津市の海岸に赤ちゃんの遺体が遺棄された事件や、静岡市清水区の国道で起きた橋げた落下事故、50年以上前に死刑が確定した袴田巖さんの再審初公判など、全国ニュースとなるような出来事が数多くありました。

現場はいまどうなっているのか、普段はどういう状況なのか、これからどうなっていくのか。警察、事業者、行政、周辺住民など様々な人に直接話を聞き、あらゆる角度から検証し、いち早く正確な情報を視聴者に届けています。

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仕事内容(2)

【難しいニュースでも視聴者に分かりやすく】

2023年7月。静岡市清水区の国道1号バイパスの工事現場で、橋げたが落下し、8人が死傷する事故がありました。事故が起きたのは午前3時頃で、連絡を受けてすぐ現場に駆け付けたことを覚えています。事故がなぜ起きたのかを伝えることが私たちの仕事ですが、取材をすればするほど専門的な用語が出てきたり、複数の要因が出てきたりと、原稿を書くことに非常に苦戦しました。それでも文だけで伝わらないことはスタジオのモニターを使って補足の解説をしたり、専門家へのインタビューをしたりと、視聴者の方に少しでも分かりやすく伝えることを心がけていました。

2023年10月からは、50年以上前に起きた殺人事件で死刑が確定した袴田巖さんのやり直しの裁判(再審)が始まりました。自分が生まれるずっと前の事件で、これまでの経緯を、資料を読んだり先輩から聞いたりしながら勉強しました。全国的に注目を集める裁判がどのような結末を迎えるのか、視聴者の方に関心を持ってもらうため、現在も続いている裁判を丁寧に取材しています。

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テレしずだからできること

【経験に関係なく、やりたいと思ったことを】

私が報道部に異動してきたのは2022年3月ですが、異動してすぐ取材に行かせてもらいました。中継でカメラの前に立ってリポートをしたり、自分が興味のある事柄を取材し、5分程度の特集ニュースとして放送したりと、早くから様々なことを体験させてもらいました。

新人で経験が浅いからとなかなか現場に出られない会社も多くありますが、テレしずは自分がやりたいと思ったことを熱意を持って伝えれば、年次や経験に関係なくチャレンジさせてくれる会社だと思います。

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就活生へのメッセージ

【何度も失敗しながら、何度もチャレンジを】

テレしずに限ったことではありませんが、仕事をする上で、毎日が楽しいことばかりではありません。わからないことがあったり、うまくいかないことがあったりします。ローカル局は人数が少ない分、1人1人が持つ責任は大きいです。そこで重要なのが"最後までやり遂げようとする姿勢"です。自分の役割をしっかりと理解して、それを果たせるまで最後までやり切ろうと頑張れる人は大歓迎です。

テレしずの先輩方は優しい人ばかりなので、わからないことがあれば何でも教えてくれます。そして、どの部署に行ってもやりがいのある仕事ばかりです。周りの人からのサポートをうまく活用して、何度も失敗しながら、何度もチャンレンジしながら、やり抜く力を一緒に磨いていきましょう。

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