熱海市で死者27人（災害関連死含む）、行方不明者1人、建物被害132棟と甚大な被害を出した土石流災害は、７月３日で発生から1年を迎える。

これまで発生原因や行政対応を検証する作業が進められ、真相究明に向けた取り組みが行われてきた。その調査結果と今後の課題について考える。

また遺族や被災者は、当日に開かれる追悼式で祈りを捧げて犠牲者を悼み、これからの伊豆山再生へ思いを巡らせる。

そうした追悼式の様子、被災者の思いを伝えるとともに、熱海市や静岡県がこれから取り組む施策、復興への道程で必要となることを考える。