「問題物件」#3
大島不動産販売・販売特別室の恵美⼦(内田理央)は室長・雅弘(宮世琉弥)とコミュニケーションを取り、間取り図や物件につけた自作のキャッチコピーを書きためたノートを見せようとしていた。そんな中、恵美子のもとに室長代理の片山(本多力)から新しい調査依頼が舞い込む。今回の依頼はゴミ屋敷。悪臭のせいで近隣住民から苦情がきているという。恵美子は、心霊系よりかはいいか...と安堵(あんど)しながら物件へ。
異臭を放つ2階建ての古い日本家屋の前に呆然(ぼうぜん)と立ち尽くす恵美子。と、そこにまたしても謎の男・⽝頭(上川隆也)が現れる。ゴミ屋敷の家主の前島四毛(モロ師岡)に話を聞こうと何度もチャイムを鳴らすが出てきてくれず、外から呼びかけるが「帰れ!!!」という声だけが聞こえてくる。そこへ警察官の倉岳庄一(清水伸)が通りかかり事情を説明。交番にも悪臭の苦情がきていることがわかり、クレーム主・伊藤明子のもとへ案内してもらうことに。伊藤に話を聞くと、前島がおかしくなったのは奥さんが亡くなってからだといい、息子の存在も明らかになる。さらに前島が夜中にゴミを集めていた公園は、1年前にホームレスによる警察官殺害事件があった場所であることが判明。
再び前島とコンタクトを図ろうとする恵美子だったが、前島にゴミを投げつけられてあえなく撤退...雅弘が待つ職場へ戻ることに。するとそこに社長・大島高丸(船越英一郎)がやってくるのだが――。