昔ながらの親しみやすいネーミングとは裏腹に、大皿の上には横沢の素材にこだわる情熱が伺える。
季節のフルーツとプリン、そしてシャーベットとボリューム満点のデザートだ。
卵は、掛川の養鶏所から仕入れたもの。 それの黄身だけを使うなんていうのは贅沢なつくり。くどさをなくす、低脂肪の生クリーム。そして、牛乳と混ぜる。
プリンに入るバニラビーンズも、その場でしごいて使うほどの懲りよう。
バニラエッセンスよりも、上品な香りを演出する。
後は窯の中で30分。 温度調整をしながら焼き上げていく。
フルーツは、その季節での旬のものを、食べやすい大きさにカットして盛り付ける。
大きいお皿が、ひとつのキャンバスのように色鮮やかなプリン・ア・ラ・モード。
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