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過去の放送

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2012年2月25日放送 こんのひとみさん(第1776回)

会場
清水高部小学校(静岡市)
講師
絵本作家・シンガーソングライター こんのひとみ

講師紹介

息子のために作った子守唄「パパとあなたの影ぼうし」が
反響を呼び2001年にメジャーデビューアルバムをリリース。
学校や福祉施設などでの「出前ライブ」は2000回を超える。
絵本作品に「こぐまとめがね」(金の星社)など


ポイント第1776回「お母さんが作る歌」

(会場のお母さんから子育てに関するメッセージをもらって)

沢山のメッセージを書いて下さり有難うございます。
今、子育てが本当に楽しいという方、
また、反対に自分の時間がなくて大変という方もいらっしゃると思います。
でもその時だからこそ生まれてくる言葉があります。
それを歌にしています。今日もそれが出来るのはうれしいことです。

(吉川正夫さんのピアノ伴奏により、お母さんたちのメッセージをこんのさんが次々に即興で歌う)

こうして、各地を「出前ライブ」で回っていますが、ある学校の校長先生の話です。
1年生で、少し問題行動のある男の子が、その先生の前に来て、
「先生、僕のお母さんとお父さんはけんかするよ。それは僕が悪い子だからだって。
だから、僕がいなくなればけんかしなくなるんだって」と言ったそうです。
校長先生はびっくりして思わずその子を抱きしめ、
「君がいなくなったら先生たちは寂しいよ」と伝えたそうです。

子どもはとても柔らかくてあたたかい心を持っています。
ですから、大人のさりげない一言に傷ついたりもします。
夫婦げんかはしてもいいと思います。
でも、心配なのは、子どもに聞かせたくない言葉を不用意に使ってしまったりすることです。

お母さんたちから頂くメッセージは愛情にあふれていて、
それがそのまま子どもたちに伝われば素晴らしいと思います。  
世界中に一人だけでも、無条件で自分の存在を幸せに感じてくれれば、人間は頑張れるはずです。

また、メッセージにもありましたが、
子どもの言葉をきちんと聞いてあげられないと不安がるお母さんもいますが、
いつもすべて聞いてあげなくてもいいと思います。
「ふーん」とか「そう」でいいのです。

また、あるシングルマザーの方は、今まで父親の役目もしなくてはと思ってきたけれど、
お母さんの失敗もお父さんの失敗も出来るんだと思い直したら、急に楽になったと言っています。
子育ては喜びも悲しみもありますが、歌を歌うような感じで、素直な心で接して欲しいと思います。
そして、時々はお子さんをギューッと抱きしめてあげてください。

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