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2013年3月 2日放送 鈴木一光さん(第1827回)

会場
鈴木一光
講師
児童健全育成推進財団理事長 鈴木一光

講師紹介

1947年生まれ。
明治大学法学部卒業。
児童指導員として、日本教育開発センターに勤務の後、
社団法人全国児童館連合会(2000年4月より財団法人
児童健全育成推進財団となる)に勤務し、現在に至る。


ポイント第1827回「脳から考える子どもの発達」

発達とは、「発」して「達」するまで、
つまり人間が生まれて死ぬまでの経路を、
どうやっていきいきと生きられるかということです。

人は、何も分からない赤ちゃんの時から17,8歳までに成長し、
30歳くらいからは、体力や記憶などが低下し始めます。
しかし一方で、若いときに習得した技能は死ぬまで成長し続けます。

その両者の間にはギャップがありますが、
それを私たちは受容する必要があります。
子どもは大人になって社会に出ていきますが、
パソコンの画面だけを見ていては、伴侶を探したり、
組織や職場での仲間を作ったりすることが出来ません。

人は一人で生きては行けず、生涯にわたって最低一人は愛する人が必要というのが、
世界の通説で、それがコミュニケーションのスタートです。
私たちは文法でなく、人の話を聞き、それを真似することで言葉を獲得していきます。
母親の話を聞き、それを同じように発声してみて、やがて覚えます。
これはミラーニューロンという神経細胞の働きといわれています。

ローマ帝国の皇帝カエサルの母親の言葉に
「子どもは母親の食卓で育つ」という言葉があります。
お乳を与えたり、食事をさせたりするときに母親の文化が
子に根付くということでしょう。

人類が言葉を獲得したのは約4万年前、
文字が発明されたのはメソポタミアで、わずか3千年前のことです。
また、世界の言語の中でも、文字を伴うものは78しかありません。

元来、人間の脳には文字を読んだり書いたりする機能が備わっていません。
しかし、子どもの高度な発達のためには、
文字を読めて書けることが重要で、
江戸時代、「子曰く...」と寺子屋で論語を素読させたのは、
脳の中にそうした回路を作る重要な教育だったのです。

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