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過去の放送

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2014年5月24日放送 こんのひとみさん(第1889回)

会場
千本小学校(沼津市)
講師
絵本作家・シンガーソングライター こんのひとみ

講師紹介

息子のために作った子守唄「パパとあなたの影ぼうし」が
反響を呼び2001年にメジャーデビューアルバムをリリース。
学校や福祉施設などでの「出前ライブ」は2000回を超える。
絵本作品に「こぐまとめがね」(金の星社)など


ポイント第1889回「ママとパパの子育てソング」

会場のみなさんから頂いたメッセージに
即興でメロディーを付けて歌うことを10年以上続けてきました。

考えてみれば子育ても即興のようなもので、
育児書を見てその通り出来ればいいのでしょうが、
なかなか同じような状況にはならないものです。

若い日の子育て最中、肩に力が入っていた私にとって、
こうしたメロディーが支えになりました。
夜、子供の寝姿を眺めて、
「ごめんね。お母さん少し疲れているのかもしれない」と何度謝ったことか。
そんな時、少し心を穏やかにしてくれる力が音楽にはあったように思います。

今日も会場のみなさんにたくさんのメッセージをいただきました。
(吉川正夫さんの伴奏で会場のお母さんお父さんたちのメッセージにメロディーをつけて歌う)

子どもさんが小さい方もいらっしゃると思います。
その時に、もう少し大きくなったらとか、
夜泣きがやめば楽になるのにとか思いますね。

やがて背も伸びて、お母さんを超え、反抗期。
話しかけても「あー」みたいな返事。
でも返事が返ってくればまだましなのかもしれません。

孫もいるようなこの年齢になり、
ようやく「よしよし、この時期が来たな。順調、順調」という風に思えるようになりました。
いろいろな家庭がありますが、
反抗期も順調な成長の証といえるでしょう。

かなわない夢かもしれませんが、
動ける間は、全国から呼んでいただき、
そこでもらったメッセージを歌っていきたいと思っています。

それはメッセージを書いた人ひとりのものではなく、
音楽にのせて共通の思いを交換してゆくことで、
やさしくなれたり、客観的に見られたりするのかもしれません。

私が尊敬していた校長先生は、亡くなる前に
「一番大切なことは、無条件で愛することじゃないか」とおっしゃっていました。

困らせても、わがままを言っても、
信じてそばにいて、背中をさすってくれる。
世界にひとりでもそういう存在があれば、
子どもは頑張れるのではないでしょうか。

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