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2017年4月 9日放送 鈴木一光さん(第2028回)

会場
麁玉小学校(浜松市)
講師
児童健全育成推進財団理事長 鈴木一光

講師紹介

1947年生まれ。
明治大学法学部卒業。
児童指導員として、日本教育開発センターに勤務の後、
社団法人全国児童館連合会(2000年4月より財団法人
児童健全育成推進財団となる)に勤務し、現在に至る。


ポイント第2028回「好きなことをやろう」

 孔子の論語の中に「これを知る者はこれを好むものにしかず、

これを好むものはこれを楽しむものにしかず」というのがあります。

 これは、人はただ楽しんでいればいいと言う意味ではなく、

頭のいい人が誰かに言われて物事をやれば、

いろいろなことを覚えてうまくやるかも知れないけれども、

そのことを好きでやっている人にはかなわないということです。

その人にとってはもはや仕事が仕事でなく、

努力が努力でなくなっているのです。

でもその人も、楽しいでやっている人にはかなわない。

それはもう仕事が天職となって離れがたく、

やりがいと生きがいが一致している状態だからです。

 ノーベル賞を取るような人たちもそうです。

私たちから見れば大変なことをやっているように見えますが、

本人たちは寝食を忘れるくらいそのことに没頭して

物理の公式のことなどを考えて楽しんでいるようです。

 また、オリンピックでメダルを取るような選手たちを見ても、

試合後のインタビューで、「めちゃめちゃ楽しかったです」などと言っています。

あのような大舞台でそんなことが言えるのはすごいと思いますが、

彼らには楽しいことの延長線上にメダルがあって、

その過程も楽しんでいるように見えます。

 私たちはこのようなことを子どもたちに

勧めていくことが必要ではないかと思います。

 内田百閒という作家が子どもたちに言っている言葉があります

「世の中には色々なことがあるけれども、

好きなことに出会い、それを仕事にしなさい。

好きなことに早く出会える人もそうでない人もいるが、

沢山の体験をしなさい。

好きなことに出会うために勉強というのはあるのです」と。

  子どもの能力とはそもそも何でしょう?

 よくクイズ番組で次々に正解を出している人がいますが、

知識だけなら百科事典に音がついていればかないません。

能力とは「脳力」と書くこともできます。

それは、初めての物事に出会ったとき、

過去の自分の体験からそれを乗り越えてゆく方法を導き出すことです。

その「脳力』には記憶力、判断力、独創力の3つがあり、

特に独創力は人間だけが持っているものです。

そして独創力にはクリエイティブな「創造力」と

「明日こうなればいいな」という「想像力」があって、

それを伸ばすためには、心の底からやりたいとおもえるような、

内発的動機を持つことが大切になってくるのです。 

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